XMのスキャルピング制限は？向いていない理由とおすすめ業者も紹介！

XMは全ての口座タイプでスキャルピングを許可しており、ロット数やレバレッジなどの条件はそのままスキャルピングが可能です。

ただしスキャルピングの際にXMのスプレッドの広さはデメリットとなり、利益を最大化したい方は他業者を利用する方が良いでしょう。

本記事では「XMはスキャルピングに不利という評判が気になる」という方向けに、XMのスキャルピングのスペックについて解説していきます。

記事の最後ではスキャルピングの条件に優れた業者5つも紹介していくため、より適切な業者と口座タイプが選べるようになるでしょう。

スキャルピングにおすすめの業者5選！

【おすすめ順位】 業者名 （口座タイプ）	USDJPYの 平均スプレッド （最大レバレッジ）	業者の特徴
【第1位】 ThreeTrader （Rawゼロ口座）	0.1pips +$4 （500倍）	2021年創業の新興ブローカーながら、極狭スプレッドでユーザー数を急激に拡大。
【第2位】 Exness （プロ口座）	0.7pips （無制限のレバレッジ）	無制限のレバレッジと0%のロスカット水準により、根強い人気を獲得。
【第3位】 FXGT （ECN口座）	0.2pips＋$6 （1,000倍）	2019年創業の新興ブローカーながら、仮想通貨FXのスペックに定評があり、為替の取引スペックも高い。
【第4位】 Titan FX （Zeroブレード口座）	0.33pips + $7 （500倍）	高い約定力と安全性・レバレッジ制限の緩さにより、中級者以上のトレーダーに人気。
【第5位】 AXIORY （ナノ/テラ口座）	7pips + $6 （400倍）	高い約定力と安全性・レバレッジ制限の緩さに定評があり、大口トレーダーに人気。

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公式サイト：https://www.xmtrading.com/

XMではスキャルピング完全OK

まずXMのスキャルピングについてですが、「全ての口座タイプでスキャルピングを許可している」と公式サイトに明記されています。

Q. スキャルピングを認めていますか？

A. はい、いずれの口座タイプでもスキャルピングを行っていただけます。

引用：XM Trading

XMのスキャルピングは口座タイプ以外にも縛りが緩く、以下のように自由な取引条件でのスキャルピングが楽しめます。

口座タイプや取引銘柄を選ばずスキャルピングが可能です。

また、最大50ロットの大きな取引量でのスキャルピングも可能な上、経済指標時のスキャルピングも認められています。

XMはスキャルピングに関する制限が一切ないため、スキャルピングを手法とするトレーダーやこれからスキャルピングを始める方にはおすすめの業者の一つです。

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XMでスキャルピングをするメリット4選

続いて、XMでスキャルピングをするメリットを4つ見ていきましょう。

XMでスキャルピングを検討している方は、上記3つのメリットを参考にしてみてください。

KIWAMI極口座・ZERO口座は低スプレッド

XMは全体的にスプレッドが広いですが、「KIWAMI口座」と「ZERO口座」は比較的低スプレッドで取引可能です。

銘柄	スタンダード/ マイクロ口座	KIWAMI極口座	ZERO口座
USDJPY （米ドル円）	2.4 pips	1.1 pips	0.0 pips +$10
GBPJPY （英ポンド円）	3.6 pips	2.7 pips	1.0 pips +$10
GBPUSD （英ポンド米ドル）	2.3 pips	1.1 pips	0.1 pips +$10
EURUSD （ユーロ米ドル）	1.9 pips	1.1 pips	0.1 pips +$10

ZERO口座の往復$10の取引手数料を考慮すると、「KIWAMI極口座」と「ZERO口座の」取引コストはほぼ同等です。

しかし「KIWAMI極口座」はレバレッジ1,000倍であることに対し「ZERO口座」は500倍のレバレッジであるため、取引スペックはKIWAMI極口座が優れているといえます。

そのためXMでスキャルピングをするならKIWAMI極口座一択となりますが、後述するようにXMよりもスキャルピングに適した業者はあります。

そのためXMのKIWAMI極口座は、「XMに使い慣れている」方や「最低入金額の小さい口座タイプを利用したい」という方におすすめです。

ストップレベルが0で指値取引がしやすい

XMのストップレベルはゼロのため、小さな値幅を狙うスキャルピングでも指値注文を利用できます。

ストップレベルとは指値・逆指値注文をする際に、現在価格から最低限離さなければいけない値幅のこと。
例）ストップレベル10の場合は、現在価格から10pips以上離れた価格から指値注文が可能。

スキャルピングをする際「この価格で確実に約定させたい」という場面では指値注文を利用しましょう。

特に、スキャルピングで難しいとされている決済をする際は、予め指値注文をセットしておくことで計画的に利益確定や損切りができます。

99.98%の高い約定力でサクサク取引

XMは1秒以内に99.98%の高い約定力を誇るため、スピーディーな約定が必要とされるスキャルピングには最適です。

執行率は極めて高い数値なのに加え、約定価格のズレや注文の拒否であるリクオート／オフクオートがありません。

項目	詳細
執行率	1秒以内に99.98％
リクオート	無し
オフクオート	無し
DD／NDD	NDD
約定方式	マリー方式
リクイディティプロバイダー	複数

XMは約定スピードを上げるためにNDD方式の中でも「為替マリー取引」という執行方式を採用しており、スピーディーで透明性の高い取引を提供しています。

また、為替レートの仕入れ先であるリクイディティプロバイダーを複数契約することで、荒れた相場の中でも安定した約定スピードを提供しています。

これらの施策からXMは2017年には「1秒間の平均約定率99.98％」を記録し、現在でも約定力の高さは海外FX業者の中でもトップクラスです。

※相場が突発的に急変動する場面、平日深夜、相場のオープンクローズ時など流動性が極めて低くなるタイミングでは、まれに約定の遅れが発生する場合があります。

EA（自動売買ソフト）でもスキャルピングが可能

XMでは、EA（自動売買ソフト）を利用した高速スキャルピングも認められています。

海外FX業者ではEAによるスキャルピングを禁止している所も多く、そういった方はXMでのEAスキャルピングが選択肢にはいるでしょう。

ただし、EAは別口座で稼働させるとXMの禁止行為である「別口座による両建て」に該当する可能性があるため、EAは1つの口座で稼働させることをおすすめします。

XMでは条件を達成することで無料VPSが利用可能

XMでは、以下2つの条件を達成することで無料VPSが利用可能です。

どちらも達成が難かしすぎるような条件ではないため、これらを達成できる方は多いはずです。

VPSを利用すると約定力がアップするため、常時安定したEA稼働が可能になり、さらにMacでもMT4/MT5のEAを稼働させられます。

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XMはスキャルピングに向いていない理由

先ほど紹介したようにXMでスキャルピングをやるメリットはいくつかありますが、基本的にXMはスキャルピングに向いていません。

XMがスキャルピングに向かない理由について、上記の3つのポイントから解説します。

【前提】XMはどの口座タイプもスプレッドが広い

まず前提としてXMはどの口座タイプでも他業者よりもスプレッドが広めの設定となっており、スキャルピングには向いていません。

スキャルピングに有利な業者ではドル円のスプレッドが1pipsを切る口座タイプも多いですが、XMは以下のようにスプレッドは広めです。

銘柄	スタンダード/ マイクロ口座	KIWAMI極口座	ZERO口座
USDJPY （米ドル円）	2.4 pips	1.1 pips	0.0 pips +$10
GBPJPY （英ポンド円）	3.6 pips	2.7 pips	1.0 pips +$10
GBPUSD （英ポンド米ドル）	2.3 pips	1.1 pips	0.1 pips +$10
EURUSD （ユーロ米ドル）	1.9 pips	1.1 pips	0.1 pips +$10

スプレッドが相当広いスタンダード/マイクロ口座はスキャルピングには難しく、ボーナス取引がメインの口座タイプとなるでしょう。

またKIWAMI極口座やZERO口座も、他業者の低スプレッド口座よりスプレッドが広く、本気でスキャルピングをする方は別業者を使う方が賢明といえます。

スキャルピングでは数pipsのスプレッドの差が利益の差に大きく影響するため、スプレッドが広いXMはおすすめしません。

本格的にスキャルピングをするなら、「ThreeTrader」や「Exness」のような、極狭スプレッドの口座タイプを提供している業者の利用をおすすめします。

ZERO口座は取引条件に制限あり

ZERO口座は「スプレッドが最低0.0pips～」でスキャルピングに最適な口座タイプの一つですが、取引条件に制限があります。

他口座タイプが1,000倍なのに対しZERO口座は500倍と、ロットサイズが多きいスキャルピングにはやや不利といえます。

手数料についても他業者のECN口座の手数料相場が往復$4~7であることから、XMの$10の手数料は高いといえるでしょう。

ボーナスやロイヤルティプログラム・レバレッジの高さがXMの強みであるため、これらを生かせる別口座タイプを利用しましょう。

高速スキャルピングではXMPが貯まらない

XMは取引するごとにXMポイントが貯まる「ロイヤルティプログラム」を常時開催しており、貯まったXMポイントはボーナスまたは現金として交換が可能です。

ただしXMポイントは10分未満の取引は対象外となっており、10分未満の決済が多くなりがちなスキャルピングには不向きといえます。

またそもそもロイヤルティプログラムはKIWAMI極口座とZERO口座が対象外であるため、必然的にスプレッドの広いスタンダード口座を利用することになり、スキャルピングと相性が悪いです。

ロイヤルティプログラムを有効活用するポイントは以下の記事で解説しているため、ぜひこちらを参考にしてみてください。

スキャルピングにおすすめの海外FX業者比較表

上記でXMどの口座タイプにおいても、スキャルピングで最も影響力の大きいスプレッドが広く、スキャルピングには不向きだと紹介しました。

そこでスキャルピングにおすすめの海外FX業者の比較表を、ランキング順に並べたものが以下になります。

【おすすめ順位】 業者名 （口座タイプ）	USDJPYの 平均スプレッド （最大レバレッジ）	業者の特徴
【第1位】 ThreeTrader （Rawゼロ口座）	0.1pips +$4 （500倍）	2021年創業の新興ブローカーながら、極狭スプレッドでユーザー数を急激に拡大。
【第2位】 Exness （プロ口座）	0.7pips （無制限のレバレッジ）	無制限のレバレッジと0%のロスカット水準により、根強い人気を獲得。
【第3位】 FXGT （ECN口座）	0.2pips＋$6 （1,000倍）	2019年創業の新興ブローカーながら、仮想通貨FXのスペックに定評があり、為替の取引スペックも高い。
【第4位】 Titan FX （Zeroブレード口座）	0.33pips + $7 （500倍）	高い約定力と安全性・レバレッジ制限の緩さにより、中級者以上のトレーダーに人気。
【第5位】 AXIORY （ナノ/テラ口座）	7pips + $6 （400倍）	高い約定力と安全性・レバレッジ制限の緩さに定評があり、大口トレーダーに人気。

上位3つの「ThreeTrader」「Exness」「FXGT」は明らかにXMよりもスプレッドが狭く、スキャルピング上級者のトレーダーでも利用している実績があります。

スキャルピングはスプレッドを始めとする業者の取引スペックに大きく利益を左右されるため、本気でスキャルピングをするなら上記の業者がおすすめです。

ただし「Titan FX」「AXIORY」と「XMのKIWAMI極口座」は同程度のスプレッドであるため、現在KIWAMI極口座を利用している方は無理に乗り換える必要はないでしょう。

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XMのスキャルピングに関するよくある質問

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まとめ：XMはボーナスをメインに取引するのがおすすめ！

XMは「13,000円の口座開設ボーナス」や「100%+25%入金ボーナス」などの常時開催ボーナスに加え、期間限定のキャンペーンも非常に豪華です。

そのためXMを利用する場合はスキャルピング取引よりも、ボーナスをメインに取引するのがおすすめといえます。

ただしXMのスキャルピングは条件が最悪ということはなく、最低入金額の手軽さや約定力などメリットが多いのは事実です。

また「KIWAMI極口座」のスプレッドは「Titan FX」「AXIORY」と同じ程度で使いやすいため、スキャルピングの際はKIWAMI極口座を利用しましょう。

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